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PSIMコンソーシアム「第43回法実務技能教育支援セミナー」(8/8)開催のお知らせ

第43回法実務技能教育支援セミナー

日時:2024年8月8日(木)14:00~16:00

公共(高等学校必履修科目)を語ろう!

一昨年より、社会科の科目が「現代社会」から「公共」(必修科目)に変更され、学習観として、「知識積み上げ型」から「知識活用型」への転換が示されました。ここで目指されている学習は、自分の考えを発表したり、コミュニケーションを図るといった従来型のアクティブ・ラーニングにとどまらず、リアルな社会問題を前に、一人ひとりが「主権者」として、結論に至るまでの思考や判断過程を大切にしながら、法的な視点に基づいて考えることができる「真の主権者」を育成することにあります(主権者教育)。現代社会は、成人ないし成年年齢が18歳に引き下げられ、以前にも増して若い世代が責任ある立場で積極的かつ主体的に社会と関わりを持つことが期待されるとともに、グローバル化の進展や急速なIT化、多様性の尊重など、社会自体も目まぐるしく変化しています。そうした中にあって、未来の社会の担い手である若い世代に対して、いかなるコンテンツや機会を提供すべきなのか。妙案には三位一体の検討が不可欠でしょう。 そこで、本セミナーでは、高校の先生方と大学教員・法曹実務家などが連携して「公共」授業のコンテンツを構築する足掛かりとして、理念や実践例などの話題提供をするとともに、現場の先生方と活発に議論をしたいと考えています。 なお、実際上、公共学習の取組みは、総合学習の時間等を活用することが少なくないと思います。社会科以外の科目の先生方の貴重な意見も反映させたいと考えておりますので、分野を問わず、多数のみなさまにご参加いただけましたら幸いです。

プログラム

<第1部> 【基調講演】
 「主権者教育の本丸、公共教育の意義と狙い」
 橋本 康弘 (福井大学教育・人文社会系部門 教授)
 
 「大学法学部の公共教育実践」
 宮木 康博 (名古屋大学大学院法学研究科 教授)
 
 「主権者を育てる、高等学校での公共教育実践」
 野畑 毅 (京都府山城教育局学校教育担当 指導主事)
 
 「専門家と協働する公共教育実践」
 大杉 浩二 (愛知県弁護士会 弁護士)
 
<第2部>
 報告者と参加者で意見交換会を行います。事前質問を申込みフォームにてお寄せください。
 

 

 

申し込み方法

参加申し込みは下記のボタンよりお願いいたします。
参加申し込み後、接続先をお知らせいたします。
なお、ご連絡いただきました個人情報は、参加者確認の目的のみに使用しセミナー終了後速やかに破棄いたします。